「うちの子、そろそろひらがなを教えた方がいいのかな?」
3歳前後になると、周りの子が自分の名前を読めるようになったり、ひらがな表を貼っている家庭の話を聞いたりして、少し焦ることってありませんか?
私もまさにそうでした。わが家には、ピンクやプリンセスごっこが大好きな3歳の娘がいます。保育園では頑張っている分、家では甘えん坊で、「ママ見て!」「一緒にやって!」が口ぐせです。
私は共稼ぎなので、平日は仕事から帰って、夕飯、お風呂、洗濯、寝かしつけまでノンストップ。正直、毎日じっくり机に向かってお勉強をする余裕はありません。
でも、娘が2歳後半から3歳にかけて、看板や絵本を見ながら「あ、これ娘ちゃんの名前にあるやつ?」と言い始めた時期がありました。その小さな興味を見逃したくなくて、わが家なりにゆるくひらがな遊びを始めました。
この記事では、娘がひらがなに興味を持ち始めた時の状況、実際に使った知育玩具や教本、娘の反応、やってよかった声かけ、逆に失敗したことまでまとめます。
結論から言うと、3歳のひらがなは「教え込む」より「生活の中で楽しく気づかせる」方が、わが家には合っていました。
この記事でわかること
- 娘がひらがなに興味を持ち始めたきっかけ
- 3歳前後で実際にやったひらがな遊び
- 使ってよかった知育玩具・教本
- 子どもの反応がよかった声かけ
- ワーママでも続けやすいひらがな習慣
娘がひらがなに興味を持ち始めた時の状況
まずは、わが家で「そろそろひらがなに興味が出てきたのかな?」と感じた時のことをお話しします。
ひらがな学習というより、最初は本当に小さな気づきの連続でした。

最初のきっかけは自分の名前でした
娘がひらがなに興味を持ち始めたのは、だいたい2歳10ヶ月頃でした。
保育園の持ち物には名前シールを貼っているのですが、ある日、コップ袋を見ながら「これ、娘ちゃんの?」と聞いてきました。最初は絵柄で判断しているのかなと思ったのですが、何度か同じように自分の名前シールを指さすようになりました。
そこから、「これは娘ちゃんのお名前だよ」「最初の文字は〇だね」と、名前の最初のひらがなだけをゆるく伝えるようにしました。
わが家の場合、いきなり「あいうえお」を全部覚えようとはしませんでした。まずは、子どもにとって一番身近な“自分の名前”から始めたのがよかったです。
絵本の文字を指さすようになった
3歳になる少し前から、寝る前の絵本タイムでも変化がありました。
それまでは絵ばかり見ていた娘が、絵本のタイトルやページの文字を指さして「これなんて書いてあるの?」と聞くようになったんです。
特に「おつきさまこんばんは」や「ノンタン」など、何度も読んでいて内容を覚えている絵本では、文字と音がつながりやすかったようです。
娘はまだ文字を読むというより、「ママがいつもここでこの言葉を言う」と覚えている感じでした。それでも、文字に目が向き始めた大事なサインだと思いました。
お店の看板やお菓子の袋にも反応
3歳1ヶ月頃になると、外出先でもひらがなを見つけるようになりました。
スーパーでお菓子のパッケージを見て「これ、あ?」と聞いてきたり、パン屋さんの看板を見て「パンって書いてる?」と言ったり。パンが大好きな娘らしく、食べ物に関係する文字には特に反応がよかったです。
私はこの時期、「正しく読ませる」ことよりも、「よく見つけたね」「文字に気づいたんだね」と反応することを大切にしました。間違えていても、まずは興味を持ったことを一緒に喜ぶようにしていました。
ひらがなに興味を持ち始めた時に最初にやったこと
ひらがなに興味が出てきたからといって、すぐにドリルを始めたわけではありません。
最初は、毎日の生活の中で自然に文字に触れることから始めました。

名前の文字を一緒に探した
一番よくやったのが、娘の名前に入っている文字探しです。
絵本、看板、保育園の連絡帳、お菓子の袋などを見ながら、「あ、これ娘ちゃんのお名前にもある文字だね」と声をかけました。
娘は自分の名前が大好きなので、名前に関係する文字だと食いつきがよかったです。全部の文字を覚えさせようとすると大変ですが、まずは名前の中の1文字だけなら親も声をかけやすいです。
娘も「あった!」「これも?」とゲーム感覚で探していました。特にピンク色のパッケージやプリンセス風の絵があるものだと、テンションが上がっていました。
お風呂でひらがなを見つける遊び
お風呂は、ひらがなに触れる時間として使いやすかったです。
わが家では、お風呂の壁にひらがな表を貼って、「今日は“あ”だけ探そう」「娘ちゃんの名前の文字はどこかな?」とゆるく遊びました。
ただ、毎日やると私も娘も疲れてしまうので、気が向いた日だけです。娘がシャンプーを嫌がる日は、ひらがな遊びどころではありません。そういう日は無理せず、「今日はおしまい」と割り切っていました。
3歳のひらがなは、毎日きっちりやるより、親子の機嫌がいい時に楽しく触れるくらいがちょうどよかったです。
絵本のタイトルだけ読んでみる
寝る前の絵本タイムでは、本文を読ませるのではなく、タイトルだけ一緒に見るようにしました。
たとえば、「おつきさまこんばんは」の表紙を見て、「この“お”って、丸くてかわいいね」「“つ”はすべり台みたいだね」と話すくらいです。
娘はまだ読めなくても、文字の形を見て楽しんでいました。ひらがなを勉強として教えるより、「形がおもしろいね」と話す方が反応がよかったです。
使ってよかった知育玩具・教本
ここからは、わが家で実際に使ってよかったひらがな関連の知育玩具や教本を紹介します。どれも完璧に使いこなしたわけではありませんが、娘の興味に合わせて少しずつ取り入れました。
1. くもんのひらがなつみき
商品名:くもんのひらがなつみき
使い始めた時期:2歳11ヶ月頃
URL:https://shop.kumonshuppan.com/view/item/000000003490
最初に買ってよかったと思ったのが、くもんのひらがなつみきです。ひらがなが書かれた木のつみきで、文字だけでなく絵もあるので、3歳前後でも遊びやすかったです。
娘は最初、文字よりも絵を見て遊んでいました。「りんごどこ?」「うさぎさんいた!」と、絵探しのように使っていました。うさぎ好きの娘は、うさぎの絵があるつみきを見つけると、ぬいぐるみの横に並べて「うさぎちゃんのお友だち」と言っていました。
3歳1ヶ月頃からは、自分の名前に入っている文字を探す遊びをしました。私が「この中に娘ちゃんのお名前の文字あるかな?」と聞くと、真剣な顔で探していました。
良かった点は、つみきとして遊べるので、ひらがなを覚える目的だけにならないところです。積む、並べる、絵を探す、名前を作るなど、いろいろな使い方ができました。
いまいちだった点は、全部を出すと片づけが少し大変なこと。わが家では、最初は名前に使う文字と、娘が好きな絵のつみきだけを出していました。
2. アンパンマン おして!ひらいて!あいうえお教室
商品名:アンパンマン おして!ひらいて!あいうえお教室
使い始めた時期:3歳0ヶ月頃
URL:https://www.agatsuma.co.jp/product/anpanman/764.php
アンパンマンが好きだった時期に使いやすかったのが、あいうえお教室です。ボタンを押すとパネルが開くタイプで、電池を使わずに遊べるところもよかったです。
娘は、文字を覚えるというより、最初は「何が出るかな?」というワクワク感で遊んでいました。アンパンマンのキャラクターが出てくるので、「ドキンちゃん!」「バイキンマンいた!」と楽しそうでした。
私がよくやったのは、「ママが言った文字を押してみよう」ではなく、「好きなところ押してみて。何が出るかな?」という遊び方です。正解を求めるより、まずはひらがな表に触れることを優先しました。
3歳2ヶ月頃には、「あ、あった!」と自分で知っている文字を探すことも増えました。特に自分の名前に入っている文字や、「ま」「ぱ」など、ママ・パパにつながる音に反応していました。
良かった点は、短時間でも遊べることです。夕飯の準備中に少しだけ出しておくと、娘が自分でパカパカ押して遊んでくれた日もありました。
3. アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX
商品名:にほんご えいご 二語文も!アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX
使い始めた時期:2歳4ヶ月頃から、ひらがな遊びには3歳頃から
URL:https://www.segatoys.co.jp/toy/5584
ことばずかんは、2歳台から言葉遊びとして使っていました。タッチペンで絵を押すと音声が流れるので、娘は食べ物や動物のページが大好きでした。
ひらがなに興味を持ち始めた3歳頃からは、絵だけでなく、ページに書かれている文字にも少し目が向くようになりました。「りんごってここに書いてあるよ」「パンは“ぱ”から始まるね」と、好きな食べ物にからめて声をかけました。
野菜は苦手な娘ですが、絵の中のにんじんやトマトは楽しそうに押していました。実物の野菜は食べなくても、言葉として触れるきっかけになったのはよかったです。
いまいちだった点は、音が出るので寝る前には向かないこと。わが家では、休日の午前中や夕方の早い時間に使っていました。
4. くもん出版 はじめてのひらがな2集
商品名:はじめてのひらがな2集
使い始めた時期:3歳3ヶ月頃
URL:https://shop.kumonshuppan.com/view/item/000000002037
3歳3ヶ月頃、娘が「書く」ことにも少し興味を持ち始めたので、くもんのひらがなドリルを取り入れました。
ただ、わが家では毎日机に向かって1ページずつ進めるような使い方はしていません。娘がやりたいと言った時だけ、1枚か半ページくらいです。
最初はひらがなを書くというより、線をなぞるところからでした。娘は「できた!」と丸をつけてもらうのが嬉しかったようで、終わった後にシールを貼ると満足そうでした。
良かった点は、少しずつ運筆の練習ができることです。いきなり文字を書かせるのではなく、線や形から入れるので、3歳でも取り組みやすかったです。
ただし、疲れている平日の夜には向きませんでした。眠い時にやると、線からはみ出しただけで「もうやらない!」となるので、休日や機嫌のいい時間に限定しています。
5. 学研の幼児ワーク 3~4歳 かいてけせる ひらがな 新装版
商品名:3~4歳 かいてけせる ひらがな 新装版
使い始めた時期:3歳5ヶ月頃
URL:https://hon.gakken.jp/book/1020455800
「書いて消せる」タイプは、娘の反応がよかったです。普通のドリルだと間違えることを嫌がる日もありましたが、消せると思うと少し気楽にできるようでした。
娘は、ひらがなを書くというより、マーカーで線をなぞること自体が楽しかったようです。「もう一回やる!」と消してまた書く姿を見て、買ってよかったと思いました。
良かった点は、失敗しても消せるので、親も「きれいに書いて」と言いすぎなくて済むところです。まだ3歳なので、文字の完成度よりも、鉛筆やペンを動かす楽しさを大切にしました。
いまいちだった点は、マーカーを使うので、机や服につかないように少し見守りが必要なこと。平日の夜より、休日の午前中に向いていました。
娘の反応がよかった声かけと遊び方
同じ知育グッズでも、声のかけ方によって娘の反応はかなり変わりました。
わが家では「覚えた?」「読んでみて」と確認するより、遊びの中で自然に気づける声かけの方がうまくいきました。

「これ読める?」より「これ見つけたね」
最初の頃、私はつい「これ何て読む?」と聞いてしまっていました。でも、娘は答えられないと不安そうな顔をするんです。
そこで、「読める?」ではなく、「あ、これ見つけたね」「この形、娘ちゃんのお名前にあるね」と言うようにしました。
すると娘もプレッシャーを感じにくくなり、自分から文字を探すようになりました。3歳のひらがなは、テストのように確認するより、発見を一緒に喜ぶ方が合っていました。
好きなものと文字をつなげる
娘は、うさぎ、パン、いちご、プリンセスが好きです。そこで、「うさぎの“う”だね」「パンの“ぱ”だね」「いちごの“い”だね」と、好きなものから文字につなげました。
特に食べ物は反応がよかったです。野菜の名前にはあまり食いつかないのに、「パン」「ケーキ」「いちご」はすぐ覚えようとしていました。食いしん坊な娘らしいなと笑ってしまいました。
親が覚えてほしい文字より、子どもが好きな言葉から入る方が、自然に印象に残るようでした。
できたら大げさなくらい喜ぶ
ひらがなつみきで自分の名前の文字を見つけた時、私は少し大げさなくらい「すごい!よく見つけたね!」と喜びました。
すると娘は照れながらも嬉しそうで、「もう一回やる!」と続けることが多かったです。
3歳は、できる・できないより、「ママが見てくれた」「一緒に喜んでくれた」が大きい時期だと感じます。ひらがな学習も、親子のコミュニケーションのひとつとして考えると、私自身も気がラクになりました。
やってみて失敗したこと・気をつけたこと
ひらがなに興味を持ち始めた時期は、親もつい嬉しくなって先回りしがちです。
私も何度か失敗しました。ここでは、わが家で気をつけるようになったことをまとめます。

一度にたくさん覚えさせようとしない
娘が少し文字に興味を持った時、私は嬉しくなって「あいうえお表」を見ながらいろいろ教えようとしたことがあります。
でも、娘は途中で飽きてしまい、「もういい」と離れていきました。今思えば、3歳にとって50音全部は多すぎます。
それからは、1日1文字でも多いくらいの気持ちで、名前の文字や好きな言葉だけに絞るようにしました。
書く練習は急がない
読むことに興味が出ると、次は書けるようにしたくなります。でも、3歳前半の娘には、きれいに書くのはまだ難しい様子でした。
線が曲がる、枠からはみ出す、思ったように書けない。そうなると娘はすぐに「できない!」と怒ってしまいました。
そのため、書く練習は無理に進めず、まずは丸や線を描く、ぬりえをする、迷路をなぞるなど、運筆遊びを中心にしました。
寝る前や疲れている時はやらない
平日の夜は、娘も私も疲れています。そんな時にドリルを出すと、うまくできない娘に私が焦り、親子で空気が悪くなることがありました。
それ以来、ひらがな遊びは「機嫌がいい時だけ」と決めました。寝る前は絵本を読むだけ、ドリルや音が出るおもちゃは休日や夕方の早い時間にしています。
ひらがなを嫌いにしないためには、親が焦らないことが一番大事だと感じました。
まとめ:ひらがなは「勉強」より「楽しい発見」から始めてよかった
今回は、娘がひらがなに興味を持ち始めた時に、わが家で実際にやったことをまとめました。
- 自分の名前の文字を探す
- 絵本のタイトルを一緒に見る
- お風呂やスーパーで文字探しをする
- ひらがなつみきで遊ぶ
- アンパンマンの知育玩具で楽しく触れる
- ドリルは機嫌のいい時だけ少し使う
使ってよかった知育玩具・教本は、こちらです。
- くもんのひらがなつみき
- アンパンマン おして!ひらいて!あいうえお教室
- アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX
- くもん出版 はじめてのひらがな2集
- 学研の幼児ワーク 3~4歳 かいてけせる ひらがな 新装版
ひらがなに興味を持ち始める時期は、子どもによって本当に違うと思います。周りの子が読めるようになっていると焦りますが、わが家の娘を見ていて感じたのは、子どもが「これ何?」と聞いてきた瞬間が、いちばん自然な始めどきだということです。
ワーママの毎日は忙しく、机に向かって毎日お勉強する時間を作るのはなかなか大変です。夕飯を作りながら声をかけたり、絵本の表紙を一緒に見たり、お風呂で1文字だけ探したり。そのくらいの小さな積み重ねでも、娘は少しずつ文字に親しんでいきました。
今でも娘は、気分が乗らない日はまったくやりません。プリンセスごっこをしたい日もあれば、うさぎのぬいぐるみのお世話で忙しい日もあります。
それでも、看板を見て「あ、これ知ってる!」と嬉しそうに言う姿を見ると、焦らず始めてよかったなと思います。

ひらがなに興味を持ち始めたお子さんには、まずは名前や好きなものから、楽しく文字に触れる時間を作ってみてください。完璧に読めなくても、きれいに書けなくても大丈夫。親子で「見つけたね」と笑える時間が、ひらがなを好きになる第一歩になるはずです。

